まだ不十分な日本の道路インフラ 今こそ大規模公共事業が必要

2011.05.17

16日付サンケイ・ビジネスアイにアジアの道路状況について整理した記事が載っている。

記事によると、アジアの各国・地域の道路の舗装率は、シンガポールと香港が100%、台湾が95.5%、マレーシアが82.7%で、日本は79.9%となっている。

なお、国土の広い中国の舗装率は53.5%で、インドは49.3%にとどまっている。

道路の総延長では、中国が373万キロに対し、日本は121万キロ。中国の3分の1程度だが、国土の広さが25倍であることを考えると、日本の道路インフラは十分整っているように見える。

しかし、その中身を先進国と比べてみるとまだ不十分だ。保有自動車1万台当たりの道路延長で見ると、日本は約150キロで、アメリカの3分の1。高速道路だと1万台当たりわずか1キロと、先進国最低だ。

また、制限速度100キロ以上の道路の延長で見ると、イギリスは日本の約3倍、フランスは3.7倍、イタリアは2.3倍、ドイツは4.3倍となっている。

日本の公共事業は、1997年に9.7兆円をピークに、昨年度は5.7兆円と4割以上も減っている。東日本大震災でインフラの復旧の需要が発生していることもあり、ここは大胆な公共事業に取り組み、震災被害からの復旧を図るとともに、日本全国の道路整備に力を入れる必要があるだろう。そうすれば景気対策になるとともに雇用対策ともなるはずだ。(村)

※現在、デイリーニュースクリップは無料でお読み頂けます。近日中に有料購読に移行予定です。

【5月16日分ニュースクリップ一覧】
10社地域独占が電力供給のボトルネック 発送電分離の声強まる
民族派プーチンvs.改革派メドベージェフの対決の行方
テレビは被災地の「霊性」を映し出せ
ロシア副首相が北方領土を訪問
クリントン「中国は歴史を止めたくてもムダ」
まだ不十分な日本の道路インフラ 今こそ大規模公共事業が必要
米、デフォルト回避へ特別措置の実施へ
謎の歌「Trololo」は日本でも巻き起こるか?


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら