福島原発の事故を受け、在日大使館員の健康調査のために来日している、ロシアの政府機関「医学生物学庁」のウラジーミル・ウイバ長官が15日、会見を開き、東京都内のロシア大使館敷地の放射線量が、モスクワの水準の半分程度にとどまる調査結果を公表した。

また、ウイバ長官は「東京の放射線量は人体に影響はない」と述べ、本国のロシア外務省に観光目的の日本への渡航制限の解除を勧告する意向を明らかにした。

調査した放射線量は、都内のロ大使館の敷地が毎時0.07~0.10マイクロ・シーベルトで、モスクワの水準が同0.17~0.20マイクロ・シーベルトだった。

この会見については、16日付の大手新聞各紙が報じているが、ほとんどがベタ記事レベルの小さな記事で終わっている。マスコミは、「問題がない」「何も起きていない」ものはニュースにならないのかもしれない。

だが、これまで散々「放射能被害が広がる!」というニュアンスの不安をあおる情報を繰り返し報じてきたことを考えれば、今回のような「問題はない」という安心感を広げる情報も、大きく紙面を割くべきではないか。(格)

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