中国の次の手を読む── 中東の次はアフリカを狙う ─ ニッポンの新常識 軍事学入門 71

2026.04.29

2026年6月号記事

ニッポンの新常識

軍事学入門 71

中国の次の手を読む

中東の次はアフリカを狙う

世界の流れを正しく理解するための、「教養としての軍事学」を紹介する。

中興大学日韓総合研究
センター助理研究員

劉 易鑫

(リュウ・イーシン)台湾軍大尉で退役。中正大学東南アジア及び一帯一路地域政治経済研究センター執行秘書、SEED Academy台湾地区マーケティングマネージャー、聯合報教育事業部特約講師、淡江大学航空宇宙学科兼任講師を務める。

前稿では、アメリカの国家安全保障戦略の概要を説明しました。その要点は、中国を経済や軍事、科学などのあらゆる面で包囲していくのではなく、その中の重要な急所(ノード)を狙い撃ちにして、中国を締め上げる大方針を示したことでした。

この安全保障戦略の一環として、アメリカはイランに軍事介入しました。アメリカにとって中東は次の理由により、死活的に重要な地域に位置付けられてきたからです。

1つ目は、「石油資源の安定確保」です。かつて米陸軍・海兵隊を投入したイラク戦争とは異なり、今回は空爆を中心とした限定戦争であり、「イランから中国に輸出されているエネルギーをコントロール」するのが目的です。

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タグ: 国家安全保障戦略  2026年6月号記事  ホルムズ海峡  軍事学入門  中東  独裁国家  核の傘  一帯一路  アフリカ  同盟国  劉易鑫 

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