滋賀県大津市に今春開校した、幸福の科学学園関西中学校・高等学校(創立者:大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁、冨岡無空校長)で7日、初めての入学式が行われ、中学74人、高校100人の新入生を迎えた。2010年に開校し、今年3月に初めての卒業生を送り出した那須本校に続き、関西校は幸福の科学学園の2校目となる学校である。

入学式では、冨岡校長が挨拶。「学園ではノーブレス・オブリージ、つまり『高貴なる義務』を果たす真なるエリートを生み出すことを掲げています。誰に感謝されなくても愛を与える、天使のような人材を目指しましょう」と生徒たちを激励した。

入学式に出席した、保護者の女性は「いろいろな御縁が重なって入学させていただくことになりました。息子も、ありがたい教育環境に感謝し、恩返しをしていくと決意しています」と話した。

入学式に先立つ6日には、全国から集まった生徒が入寮し、和気あいあいと新生活の準備を行った。寄宿舎では、寮監長のほか、宗教生活指導講師が生徒の生活・学習のサポートにあたる。那須本校は全寮制だが、関西校は寮生のほかに近隣から通学する生徒もいる。

同学園は、国際性を養う教育に力を入れる方針で、世界で通用する英語力を身につけることを目標に掲げ、海外の語学研修やレベルの高い英語教育を通して、「読む、聞く、書く、話す」という力を鍛えていく。また、企業家精神を持った人材の育成にも力を入れ、ビジネスの世界で活躍する一流の人材を招いて講義や経営論の学習、企業実習・模擬起業体験などへの挑戦を通し、新しいことにチャレンジする力を育てていくという。

宗教理念を中心とし、社会で役に立つ実学と徳育とを兼ね備えた人材を輩出することで、教育改革のモデルを目指す同校の生徒たちの活躍が期待される。(晴)

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