21日、アイスランドの南東部にあるグリムスボトン火山が噴火し、同国内4カ所の国際空港が閉鎖されている。

噴火の勢いが弱まらなければ、火山灰は週後半に英国や欧州北部に達する見通しだという。

同国では、昨年4月にもエイヤフィヤトラヨークトル火山が3カ月にわたって噴火し、30カ国で空港が閉鎖され、当時の試算で約17億ドル(約1400億円)の損失が出るなど経済活動に甚大な影響を与えた。

2012年問題には天変地異として火山の噴火も予想されている。そのなかでも最も噴火が恐れられている4つの火山のうちの一つ、カトラ火山がアイスランドにはある。カトラ火山が噴火すると、火山灰と噴煙の残留物が偏西風に乗って、欧州、中東、インド北部、中国、北海道にまで及ぶと予想されている。また、噴火で氷河の氷が溶けて大洪水を引き起こす可能性もある。エイヤフィヤトラヨークトル火山噴火のちょうど約1年後にグリムスボトン火山が噴火しているのは、来年また同国で火山の噴火があることの前触れか。(吉)

【参考記事】2012年、ガンマ線巨大泡で地球は壊滅する!?

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1129

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