米中間選挙の敗北で、トランプ外交はより大胆になる ─ 外交面の大統領の裁量は大きく、ウクライナ戦争の停戦などに向かう
2026.11.07
画像: "Trump, Putin meet for Alaska 2025 Summit" by Alaska National Guard is marked with Public Domain Mark 1.0.
《ニュース》
米中間選挙で敗北したトランプ米大統領は、残り2年の任期で自らの功績を確固たるものにするために、より"予測不可能な行動"をとるのか、国際的に注目されていると、米紙ワシントン・ポストなどが報じました。
《詳細》
反トランプメディアのワシントン・ポストはこのほど、民主党が多数を占める議会は今後、イラン戦争に対する権限の制限や関税政策の抑制、ウクライナへの直接支援の再開など、さまざまな面でトランプ氏を抑え込もうとする可能性があると指摘しています。
しかし、外交面では大統領の権限がはるかに大きいとし、「アメリカの保護主義が簡単に消えることはない。弱体化したトランプ氏は、むしろさらに攻撃的かつ予測不能になる恐れがある。レームダック(死に体の指導者)は、たちまち怒れるアヒル(アングリーダック)に変わりかねない」という欧州議会貿易委員会のベルント・ランゲ委員長の言葉を引用して、警戒感を隠しませんでした。
これについては6日付ロイター通信も、トランプ氏は残りの任期で、イランやイスラエル、ウクライナ、中国に至るまで、国際舞台において自らの目標を追求するための幅広い裁量権を持っているだろうと報道。その中で、米シンクタンク「大西洋評議会」の中東プログラム担当上級ディレクターであるウィリアム・ウェクスラー氏は、「(民主党には)大統領が最高司令官としての権限を行使するのを阻止する力はあまりない」とコメントしています。
中間選挙で敗れてもなお、トランプ氏の存在感が世界から消えることはなく、むしろ、大統領だからこそ主導権を握れる外交に注力し、中国締め上げやウクライナ停戦、中東安定化といった具体的な成果を目指して、より大胆に動く可能性があります。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画