大川隆法総裁 公開霊言抜粋レポート 2012年10月2日収録

『国防アイアンマン対決』―自民党幹事長石破茂守護霊vs.幸福実現党出版局長矢内筆勝

「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のこと。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。また、外国人の霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か

今度は、この人の番だ。

先日の自民党総裁選で、党員票で第一位になった石破茂氏。安倍新総裁守護霊と立木秀学・幸福実現党党首のスピリチュアル対談に続いて、大川隆法総裁は10月2日、自民党幹事長石破茂氏の守護霊を呼び出した。総裁はその狙いを、こう述べた。

「国防の第一人者として言われており、防衛庁長官や防衛大臣もされた方ですので、この人のご見識がどの程度なのかを見れば、国会あるいは日本の政府で対外的な困難にどう対処できるのか、だいたいの感じは読めるのではないかと思います」

「時間の問題で、総理大臣になる可能性は高い方かと思いますので、いち早く、その考え方や見識を国民にお見せしておくことも、公益性の高いことなのではないかと思います」

対談相手は幸福実現党出版局長で、同党の「沖縄・九州防衛プロジェクト」長(沖縄担当)を務める矢内筆勝(やない・ひっしょう)氏。矢内氏は国防について深刻な問題意識を持ち、9月20日には漁船で尖閣諸島の海に出向いて、船上で尖閣を望みながら習近平・中国次期国家主席に対し「尖閣諸島を侵略するな」とする告知文を読み上げた。その様子は米紙ニューヨーク・タイムズにも掲載された。

国民の生命と財産を守る重大な任務である国防を、本当に託していいのは、どちらの人物か。そして石破氏の潜在意識にトラウマ的に横たわる、戦国時代の意外な体験とは。95分に及んだ「国防対決」から、歴史認識や国防に関するさわりの部分を要約抜粋でお届けする。

司会: 「ザ・リバティ」編集長 綾織次郎

【関連サイト】

矢内筆勝公式サイト(船上で告知文を読み上げる矢内氏の動画)

http://yanai7.blog.fc2.com/blog-date-201209-1.html

ニューヨーク・タイムズの記事はこちら

http://www.nytimes.com/2012/09/23/world/asia/islands-dispute-tests-resolve-of-china-and-japan.html?pagewanted=1&n=Top/Reference/Times&_r=1

「南京大虐殺がなかったとは、政治家としては言えない」(石破守護霊)

矢内筆勝出版局長 (以下、 矢内 )――日本人が想定している以上に、中国の日本侵略の計画のスピードが非常に高まっているという現実がある。それに対して、今の政治のプロセスを踏みながらでは、もうとうてい間に合わないところまで来ていると思います。

石破茂守護霊 (以下、 石破 )――いや、そこは、ちょっと分析上の問題はあるんだけどな。先の第二次大戦の、いわゆる歴史認識の問題だよな。中国に関しては、南京事件等があったかどうかの問題だけども、少なくとも、ある程度の軍事侵攻をした以上は、ある程度の軍事的被害が出てたことは間違いないであろうから、向こうが怒るには何らかの根拠はあるのかなとは思っとるのでね。「虐殺」という言葉が正しいかどうかは知らんけど、それについては多少、「あちら側が反日感情を持ってるということ自体は理解はしてやらんといかん」という面は認めているところが、タカ派のなかの左翼と言われてる……。

少なくとも日本人が300万人は死んでるし、中国を中心にしてアジアでは2000万人の人が死んでるわけだからさ。あの戦争を開戦しなければ、2300万人ぐらいは死なずに済んだわけだから。2000万人以上が死んだということであれば、「ナチスに近い」と言われたってしょうがないじゃないか?

矢内 ――2000万人は、あくまでも中国共産党が言っている話です。石破さんの歴史認識のデータは、かなり中国共産党のプロパガンダに乗って、それを前提に考えを組み立てていらっしゃると感じます。

石破 ――戦後の歴史は、一方的に「日本は100パーセント悪かった」からスタートしてるのよ。100パーセント悪かったから、1パーセントぐらい正しかった、2パーセントぐらい正しかった、順番にちょっとずつ上がっていって、今、せいぜい30パーセントぐらい正しくて、70パーセント悪かったぐらいのとこまで来てるぐらいの感じなのよ。この状況において、向こうから非難をいっぱい受けてる段階で、言い返せないでいる。政治家だって同じぐらいの汚い言葉で応酬しようとすればできないことはないんだけど、日本のほうに非があると思ってる分、言い返せないでいるのが、みんなの鬱憤が溜まってるとこではあるけど、言い返すに当たっての具体的な材料は証明できないんだよな。

矢内 ――それに関しては、実現党のバックボーンである宗教法人幸福の科学で先般、南京大虐殺と従軍慰安婦は本当にあったのか、大川総裁がエドガー・ケイシーという霊能者を通して霊的に確認いたしました。その結果、いわゆる南京大虐殺という行為はなかったと。従軍慰安婦も、軍のセックス・スレイブ(性的奴隷)みたいなことはまったくなくて。

石破 ――君、政治家としては、それは無理だわ。一個人として、あるいは一文学者、評論家として言うことは可能です。政治家としては無理なのは、歴代の総理大臣だの官房長官だのいろんな人が謝罪して、談話を発表して、いっぱい積み重ねてるので、「これが全部嘘つきだった」と言わなきゃいけないからさ。政治家として立場を持ったら、それは言ったら問題になるよ。

矢内 ――その歴史認識のところで、宮澤さんとか河野さんとか村山さんが、中国共産党や朝鮮半島の方々が言っている反日的な歴史観を十分に検証せず、まさに石破さんがおっしゃったように、「向こうが言ってるし、いろいろあったから、いいんじゃないか」という曖昧なかたちで認めてしまっている。その結果、中国共産党の情報戦に完全に籠絡されてしまっている。これが今、日本が直面している国難の大きな原因の一つであると思います。

「なぜ自民党は、尖閣を実効支配しろと言えないのか。言うべきだ」(矢内)

司会 ――一方で石破先生は「日本を本当に独立した国家にする」ともおっしゃっています。本当に憲法の見直し等を実現するためには、同時に歴史認識も変えていかなければ難しいと思うんです。これは、ご自身のなかでは矛盾していないんでしょうか。

石破 ――正直なとこを言うと、過去の歴史認識だけ持ち出されてやられたら、議論しただけ無駄で、押されがちであることは間違いない。今、中国の反日行動で、日本企業の焼き討ちとか、大使館の車にぶつけて旗を取ったり、生卵をぶち込んだり、いろいろしているけど、ああいう現に見える証拠が積み重なっていって、国民の認識がグーッと変わってくるのを、われわれは忍耐強く待ってるところはあるわけで。日本人は、まったく同じ対等のことをやったら帳消しだから、なるべく自制して、あちらは起こさせて、そういう凶暴さをだんだん認識させて、日本人の意識を変えるところから入らないと、そう簡単に国防体制、築けないんだよ。

君たちのところのミュージシャンが(魚釣島に)泳いでいって、書類送検されたと言って怒っとるけど、あれは「国で買うんだったら何もしません。上陸もしなければ建物も建てませんし、一切そのまま現状維持で、今、賃借しているのが、ただ国の所有になるだけで、何も変わりません」というようなことを密約してたのに、その密約をおたくの“手下"が早速破ったわけで。向こうから見たら、「日本人は、まったく信用ならない」と怒り心頭なわけだからな。

矢内 ――今のご認識も非常に表面的というか、向こう側に軸足を置いたかたちでの認識ですよね。だって日本の領土じゃないですか。なんで上陸しちゃいけないんですか。

石破 ――え? だって向こうが争ってるもん。争ってなければ別に上陸したっていいよ。争ってるから。

矢内 ――民主党政権が上陸を禁止して、トクマさんを書類送検とか、あんなふざけたことをするんだったら、保守系の議員で国防通を自認していらっしゃる石破さんが、「尖閣諸島に日本人を上陸させろ。日本の領土なんだから、しっかり実効支配させろ」ということを、なんで野党の自民党の側から言えないんですか。言うべきだと思いますよ。上陸云々は置いておいても、先ほどの自虐史観……。

石破 ――いや、自虐史観なんてさ、俺、持ってないんだよ。本当は持ってないんだけども、持ってるように見せないと大臣なんかできないの!(机を叩く)。これ知ってないと、あんたら絶対当選しないから、教えてやるよ。そんな自虐史観なんか俺、持ってないけど、過去の政権の言ってきたことを全部いちおう理解して暗記してなければ、大臣は張れないの!

司会 ――(会場笑)じゃあ、ポストを得るためにやっている?

石破 ――「得るため」じゃない。ポストに就いたら、そうでなきゃいけないの。だって、即、罷免されるんだから、それは内閣を即、倒すことになるんで。やりたいことをやれないで終わっちゃうことがある。

本当は俺、待ってるのよ。今、尖閣でも竹島でもいいけど紛争が起きて、巡視船をちょっと沈めてほしいんだよ。あっちから2、3隻沈めてくれたら、国民だって黙ってはいられないよな。その遺族だって黙ってはいられないな。これは日本のテレビがしっかり映して新聞に一面で報道させて。それを狙ってるんで、やっぱり沈んでもらわないと無理だな。

「台湾が中国に取られても、そんなの知りません」(石破守護霊)

司会 ――首相に何番目かに近い方でいらっしゃいますので、国防体制について、今後5年、10年でどう変えていくのか方針を教えていただきたいと思います。国民にとって非常に重要なことですので。

石破 ――私は、現実の戦争状態になるようであれば、防衛出動は命じるつもりではいる。その意味でタカ派と言われてるわけで。タカ派でない人たちは、現実にそういう侵略行動を受けても、ただただ指をくわえて見ている場合が多いからね。憲法上は、戦ってはいけないことになってる。公務員はそれの遵守義務があるから、基本的に「自衛隊で各自判断して、適当に応戦してください」みたいな感じで、責任は自衛隊に取ってもらおうと思ってるのが、ほとんどだ。だけど私の場合は、防衛大臣であり首相であっても、ちゃんと「防衛出動して、正規に戦いなさい」という命令を出すだけの決意はある。

司会 ――そこから先はないんですか。

石破 ――はい。まったくない。現実に政治家を20年も30年もやってきたらさ、もう無理なの分かってるんですよ。君ら宗教だから、言いたい放題なんだよ。

正直言ったら政治家としては、中国が、あなたがたが言うように東南アジアに侵略意図があって、ほかの国を取っていくだとか、オーストラリアまで取るだとか、グアムまで攻めるだの、フィリピン取ったり台湾取るとか言っても、それは関係ないんだよ。日本の領土を取ったら、要するに上陸して制圧されたら、「取り返せ」という命令は出せるというところ。これ、タカ派です。

司会 ――では、台湾が取られたとしても何もしない?

石破 ――ほかの国については、何も成す術(すべ)ないし、義務もないし、そういう立場にもない。

矢内 ――いや、国防という観点からは、もし台湾が中国に取られたら、日本のシーレーンを中国に押さえられることになりますから、石油も食料も何も入ってこなくなるんですよ。これ、国滅びますよ。

石破 ――そんなの知りません。台湾と国交断絶したのは田中角栄さんの判断で、中国本土と国交つくるために、あえて国交断絶したんですから。日本は見放したんですから、取られたってしょうがないじゃないですか。中国との国交を開始したということは、「中国が台湾に侵攻したら、日本はそれを黙って見ている」ということですよ。米軍が出動する場合は後ろから給油活動ぐらいはするかもしれませんけど、自衛隊が出動して台湾を取り返すということはない。

「私は絶対、日本と子供たちの未来を守る」(矢内)
「守らなくていい、逃げたらいいんだよ」(石破守護霊)

司会 ――首相になる可能性が出てきているわけですが、今後、石破さんはいったい何をやりたいんでしょうか。何か、全然……。

石破 ――だから、自衛隊に「防衛してもいい」という命令を出す。これだけが使命です。9割の人は出せないんですから。

司会 ――国防以外でもいいんですが、何かご自身のビジョンはありますか? 国民を豊かにしていくという部分では、何か考えていらっしゃることはありますか?

石破 ――うーん。まあ、銀行にちょっとだけ籍を置いたことはあるので、まったく分からないというわけではないんですけど、あんたがたのように勇気を持って、日銀をゲンコツで殴るみたいなことは、ちょっとできないですね。うーん、特にないねえ。経済については私、さっぱり分かりません。でも銀行に勤めた経験があるから、お札の勘定ぐらいはできます。

矢内 ――あまりにも、政治家として責任感がないというか……。

石破 ――あるよ! すごいある。上位1割に入ってる。ほかの人、もっとひどいから。日本国防衛に対して責任持ってるよ。

矢内 ――じゃあ、もし日本が中国に侵略されて、植民地になって属国になったら、どういうことが起きると思いますか。

石破 ――ま、中国語を習いに行かなきゃいけないわな、早く。

矢内 ――中国は、日本人を皆殺しにしたいくらいのことを思ってるんですよ。そこの認識が甘すぎます。

石破 ――いやあ、それは君ねえ、男女そろって中国の従軍慰安婦になるしかないじゃない。

矢内 ――そうなったときに絶対守らなきゃいけないのが、日本の子供たちですよ。

石破 ――いや、そんなことないですよ。私の娘たちはアメリカに逃がしますから、別に構いません。金がある人は早く逃がしたほうがいい。留学でも、アメリカ人と結婚でもいいから。

矢内 ――日本の国民と、未来の子供たちを、私たちは守りますよ。それが大人の責任ですよ。

石破 ――いや、守らなくていい、逃げたらいいんだよ、金があったら。金がない人は捕虜にされたって、しょうがないじゃない。逃げれるとこまで逃げたらいいんだよ。渡航の自由があるんですから。10万もあったら逃げれるだろうよ。だから逃げたらいいんだよ。逃げないやつが馬鹿なんだから。

矢内 ――あなたは逃げてください。私は絶対逃げませんから。絶対、日本を守りますからね。

石破 ――だって日本は、憲法改正やって装備を全部一回入れ替えるのに、あと三十年かかるんだって。

矢内 ――ですから、憲法は改正より、破棄すればいいだけだと……。

石破 ――それは民主主義が悪いんだから、しょうがないんだ、政党いっぱいつくって、反対をいっぱい言って、反対する政党を応援する「マスゴミ」がいて、かき回してるんだから。こんなの、にっちもさっちもいかないですよ。

「(過去世を含めて)二回目なのよ。もう戦いたくないんだ」(石破守護霊)

司会 ――国民に知っていただく意味で、石破さんご本人のことをお伺いしたい。過去の転生のなかで、どういうご経験をされてきたのを教えていただければ、非常に有益かと。