生の牛肉を使ったユッケを食べて死者4人を出した焼き肉チェーン店の集団食中毒事件は、なぜこのタイミングで起きたのか。どのメディアも言っていないが、「牛」というキーワードを考えると一つの奇妙な符合に思い当たる。

福島第一原発事故の影響で、避難指示区域(原発の20キロ圏内)に約3000頭の牛が取り残されたことだ。避難勧告後1ヵ月の時点ですでに多数が死に、生き残っている家畜について畜産農家らは「餓死を待つなんてむごい。せめて殺処分を」と訴えていたが、行政側は「原発問題が収束しないと対応しようがない」との答えだった。

幸福の科学が明かしている霊的知識によれば、どんな動物にも魂が宿っている。家畜やペットを世話したことのある人なら、動物たちにも感情や心があることは否定できないだろう。今回、政府の避難勧告で何千頭もの牛たちが同時期に一方的に餓死させられたことで、苦しみながら死んだ牛たちの恨みの念が大量に渦巻いていると思われる。

生物たちのこうした集合的な悪想念は、伐採されたスギの怨念がスギ花粉に宿って人間の花粉症を悪化させたり、秋口に大量に死んだ虫たちの霊の作用でインフルエンザウイルスが悪性化するなどの形で、人間に影響を及ぼすことがある。牛たちの悪想念が生肉に付着していた細菌類に作用して悪性化させた可能性がないとは言えない。

両者の因果関係が証明されたわけではないが、牛などの家畜を大量に餓死させることになった政府関係者は少なくとも、苦しみながら死んでいった多くの家畜たちの霊に謝罪しつつ供養を行うべきではないか。(司)

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