幸福の科学グループの創始者、大川隆法総裁は3日、大阪市内の幸福の科学・大阪正心館で法話「菩薩の条件」を行い、国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディンが米軍に殺害されたことについて、「軍の施設がある1キロぐらいの距離にビンラディンが潜んでいたことを見て、アメリカはパキスタンの軍部や政府筋の関与があることを疑うので、このままで済むのかどうか。ブッシュ前大統領とは違うチェンジを掲げたオバマ大統領でも何らか考えるかもしれない」と述べ、アメリカとパキスタンとの関係が悪化するとの見通しを示した。

また、日本人が「何もしないことによって平和になる」と考えがちであることに触れ、「世界の有力国が考える平和はそういうものではない。『神の正義が地上に実現することが平和だ』と考えているようである」と指摘。そのうえで日本の外交や安全保障で世界にどう関わるかについて、「世界における正義を考えるのは難しいことである。日本もこのまま傍観し続けられるか疑問符がつけられている」と述べ、日本として「何が正しいか」を世界に発信していかざるを得ないとの考えを示した。

法話で大川総裁は、アメリカのテロ戦争に触れつつも、衆生の魂を救済する菩薩の現代的な意義を説いた。

【参考記事】大川隆法総裁法話「菩薩の条件」、質疑応答 ポイント速報

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1892

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