イラン戦争の"最大の敗者"は中国か【澁谷司──中国包囲網の現在地】
2026.05.06
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。
4月17日、国際関係学者の汪浩(おう・こう)はフェイスブックへの投稿で、米軍が「オペレーション・エピック・フューリー(壮絶な怒り)」を展開してイラン政権に打撃を与えたと指摘した(*1)。
さらに「米国がホルムズ海峡封鎖突破作戦によって、同海峡の実質的な支配権を掌握したことで、中国はこの戦争における最大の『敗者』となった」とも述べている。
汪浩は、中国が長年にわたりイランを中東における米国牽制の"戦略的駒"として使ってきたが、イランの軍事力が崩壊しつつあり、中国の中東における影響力もほぼ消滅しようとしていると指摘。そればかりか、米国の戦略的重心が今後、何の躊躇もなくインド太平洋地域へとシフトし、中国に前例のない圧力をかけるだろうと分析した。
(*1)2026年4月16日付地球大観
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