北方領土で中ロが合弁事業 日本包囲網か

2011.02.17

15日、国後島でロシアの水産会社と中国企業がナマコ養殖の合弁事業開始で合意し、続く16日には、ロシアと韓国の水産業者が合弁事業の準備を進めていることがわかった。

前原外相が先週訪ロし、他国から北方領土への投資は「わが国の基本的な立場とまったく相入れない」と牽制したばかり。メドベージェフ大統領は北方領土での経済協力を「侮辱的だと感じないすべての国に呼びかける」としてはばからない。

本来なら日本は対中戦略上ロシアと平和条約、次いで日露協商を結ぶべきところ。中東情勢が不安定な今、特にエネルギー分野で協力する意義は大きい。日本、米国、ロシア、インドの4カ国で中国包囲網を築くことも求められる。

しかし日露関係は進展するどころか、外務省幹部が「過去何十年で最低水準に近い」と言うほどになり、ロシア、中国、韓国による日本包囲網が敷かれようとしている。日本は早急にロシア・韓国との関係を修復し、中国を牽制しなくてはならない。(由)

【2月16日分ニュースクリップ一覧】

ムスリム同胞団「イスラム教徒以外は大統領になれない」
念願のコメ先物上場なるか
インドネシア人看護師候補、滞在延長へ
「衰退を運命論的に語るな」ナイ氏
伊ベルルスコーニ首相、未成年買春は情けないが……
米国防予算とゲーツ長官論文が求める日本の国防強化


タグ:

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら