「物理学で解明できない現象などない」と、天才物理学者・湯川学帝都大学准教授が神秘現象をバッサリ切り捨てることで評判の、テレビドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系月曜夜9時)。これに対して「近代科学の父」と呼ばれるガリレオ・ガリレイ霊が「科学で分かっていることなど千分の一もない」と科学の傲慢をたしなめた大川隆法総裁の公開霊言シリーズ新刊『ガリレオの変心』が大きな話題になっている。

「その影響が早くも出たか!」と思わせたのが13日に放送された同ドラマの第5話。この回では「テレパシー」が取り上げられ、福山雅治演じる湯川准教授による名推理で一件落着、「テレパシーなどあり得ない」と科学的に断じられる。が、ドラマのラストでその湯川の目の前でテレパシーの実在が証明されてしまう。脱帽の表情で湯川はいつもの決めゼリフをつぶやく。「実におもしろい……」と。

そう、科学で説明できることは現象のほんの一部だというガリレオ霊の主張を、まさになぞったと言ったら言いすぎだろうか。もしかして、神秘現象を唯物的に切り捨てるだけでは視聴者に逃げられると、制作サイドが慌てたか。

もともと、ガリレオ自身、地動説を唱え、17世紀当時の「常識」だった天動説を覆して教会から破門されている。17世紀のガリレオが直面した「常識」は教会が作りだしたものだったが、それを現代に置き換えてみれば、「常識」とは例えば、神秘現象を「ありえない」と否定することを「科学的」と捉える風潮なのかもしれない。

ガリレオをニックネームに持つ湯川ならばこそ、今の「常識」に逆らって神秘現象を証明しようとする「変心」を見せても、不思議なことではない。いずれにせよ今後の「ガリレオ」の変心振りが注目される。

【書籍紹介】

幸福の科学出版HP  『公開霊言 ガリレオの変心』  大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=944

アマゾンの同書紹介ページ

http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863953291/liberty0b-22/

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2013年5月13日付本欄 科学で解明できないナゾを解く 『ガリレオの変心』発刊

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2013年5月4日付記事 人気ドラマ「ガリレオ」に本家ガリレオが苦言 「それでも霊界はある」

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5969