恒星を周回していないと考えられる「浮遊惑星」が発見された。イギリスの総合学術雑誌「nature」(5月19日号)が伝えている。

同誌によると、日本の名古屋大学・大阪大学およびニュージーランドのオークランド大学の天文学者らからなる研究チームが、銀河系内で10個の浮遊惑星を発見したという。これまで、太陽を中心に回る地球のような惑星と異なり、一定の軌道を持たずに宇宙空間を漂う浮遊惑星は、理論的には存在すると考えられていたが、実証されたことはなかった。

これらの浮遊惑星は、同じ恒星の周りを周回していた惑星同士で重力の干渉が起きて、小さいほうの惑星がはじき出されてできると考えられ、銀河系のなかには、恒星と同じか、はるかに上回る数の浮遊惑星が存在する可能性があるという。

今後の研究によって、太陽系などの惑星がどのように形成されたかという謎の解明に役立つかもしれないと期待されている。

大川隆法総裁が『太陽の法』で宇宙の創造を明らかにしてから25年。そして、昨年の年初の『宇宙の法』から宇宙と宇宙人の真実が徐々に明かされはじめている。その真実を証明するかのように、昨今、UFOの目撃情報や、系外惑星の発見など宇宙の新発見ニュースも多くなっている。宗教と科学が融合する新しい宇宙時代が始まろうとしているのかもしれない。(吉)

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浮遊惑星を発見 惑星形成の解明に進展なるか