東日本大震災で日本製の自動車部品の供給が止まったことで、世界の工場が操業停止に追い込まれている。28日付サンケイビジネスアイによると、世界の自動車の減産規模は月内で最大60万台に達するという。

国内工場でもほとんどが操業を停止しており、トヨタは計14万台、ホンダは4万6600台、日産は3万4000台の減産で、大手8社で約35万台となる見通し。

来月以降は、北米での生産に影響が出始めると見られる。

被災地の復旧と復興は、世界経済に対する責任ともなりつつある。特に電力の供給体制の再構築が大切だが、一刻も早い復興を望みたい。(村)

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