中国が1月の新築住宅価格を公表、全国主要70都市のうち68都市で上昇したことが分かった。うち12の都市では二桁の上昇となった。各メディアで報じられている。

昨年以来、政策当局は不動産バブルへの警戒から3度にわたって政策金利を引き上げ、一部の都市では不動産に新税をかける動きもあったが、価格上昇に歯止めはかかっていない。アメリカの金融緩和の影響で、投機資金の流入が止まっていないことを指摘する声もあり、さらにバブルが膨らんでいく可能性がある。

中国では食料品も価格が上昇しており、この資産インフレと併せて政策当局がどう凌ぐかが注目される。(村)

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