14日発信のAFPニュースに、デンマーク・コペンハーゲン市の、老朽化したゴミ処理場の代替施設として、スキー場を併設した斬新なゴミ処理発電施設を建設するというユニークなニュースがある。

ゴミ処理場というと日本では燃やした時の熱を利用した温水プールを連想しがちだが、こちらは寒いお国柄もあるが、発電とは別に、処理場の建物をスキーができるようなデザインにしてしまうというアイデアだ。

ゴミ処理や環境対応能力などで、最新の技術を採り入れながら、屋根の部分を広さ3万1000平方メートルのスキー用スロープにしてしまうという、驚きの発想である。完成は2016年の予定。スキー初心者から上級者まで楽しめるスキー場になるという。予算総額は35億クローネ（約530億円）。デンマーク史上最大の環境プロジェクトだという。

ゴミ処理場とスキー場という意外な取り合わせ、また処理場の機能面でなく建物から発想を広げるなど、いろいろな意味でユニークな刺激を与えてくれる。（ア）

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