2010年2月号記事

ゴールデン・ルールは、とりわけ対人ベースの仕事でその真価を発揮する。教育もその一つだ。

子供の生きる力を育てたいと願う塾経営者が明かす「いい塾教師とダメな塾教師の違い」は教育産業はもちろん

他の分野にも大いにヒントになる。

【ゴールデン・ルール実践法】(3)

塾講師派遣&「早慶道場」の株式会社よしなに(東京都新宿区)

受験塾を始めたのは「本気で子供たちの夢を叶えてあげたい」から

「自分のことなんかどうでもいい。だって、子供が幸せになれば、結果として自分も幸せになるわけですよね。そのために教師になるわけでしょう?」

そう熱く語る「株式会社よしなに」の野田英夫代表(写真右)は、塾教師の良し悪しに関するプロである。かつては大手進学塾で人材教育にあたり、独立後は塾講師の人材派遣業「塾講師JOB」を立ち上げ、何千人もの教師を面接・研修してきた。それに加えて現在は「家庭教師PASS」と中学受験塾「早慶道場」を運営、高い合格率を上げている。

対人の仕事でプロになるためのポイントの例を同氏に聞いた。