日本政府は、今月ハノイで開かれるベトナムとの海洋安全保障協議で、ベトナム人民軍の一部組織である海上警察を分離するよう提案する方針を固めた(7日付産経新聞)。

日本は1992年に決定されたODA大綱で、「軍事的用途及び国際紛争助長への使用を回避する」と軍組織へのODA供与を禁じられている。しかし、ベトナムの海上警備を担当する海上警察は軍に属しており、日本からベトナムへ巡視船などを供与することができない。そこで、今月中に開かれる安全保障会議で日本がベトナムに対し、軍と海上警察を分離することを提案するという。

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