クリントン米国務長官は1日付で退任し、ケリー新長官が就任。2期目のオバマ外交が始動する。クリントン氏は長官として歴代最多の国を訪問したほか、政策面では中国の覇権主義を牽制する「アジア回帰」路線を主導した。2期目のオバマ外交の焦点は、財政問題に直面する中で「アジア回帰」路線を継続できるかどうかだが、ここにきて中国に対する宥和論が、学者の間で目立っている。

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