幸福の科学の大川隆法総裁は3日、幸福の科学春日井支部(愛知県)で説法し、東日本大震災に続く国難が「国防で来る」可能性があると、次のように指摘した。

「今の(復興で大変な)時期に日本の島に上陸したら、(日本を侵略したい国からすれば)面白いだろう。そうなれば菅総理は泡を吹いて倒れるかもしれない。『復旧作業で5年かかるから待ってくれ』とか『国連統治に任せる』と言って逃げるかもしれない。沖縄も島嶼部の250ぐらいある島が守れていない。あっさりやられるかもしれない」

また、震災の救援活動に活躍する自衛隊をメディアがほとんど報道しない点に触れながら、

「自衛隊は大事だと思う。国防は重要なことなので、国を守るために戦う人たちが英雄として扱われるのは当たり前のこと。海上保安庁も正当防衛以外できないことになっているので、非常に気の毒な状態。自分たちで自分たちの手を縛って苦しんでいるので、国難という形で勉強させられていると思う」と述べた。

なお、法話では、P.F.ドラッカーの霊が2010年3月19日に収録した霊言の中で(『ドラッカー霊言による「国家と経営」』所収)、今回の東日本大震災における津波被害を予言するような内容を述べているとも指摘していて興味深い(一部省略して引用)。

「最近は津波も流行っているので、津波対策の産業もありえましょう。例えば、港の入口の海底にフェンスを設置し、津波が来るとなったら、下からガーッと上がってきて津波を防止する。そうすれば、津波は港を襲えなくなります」

「土手や堤防などについても、普段は、見晴らしが悪くなるから、今ぐらいの高さでいいかもしれませんが、土手や堤防のなかに鉄か何かの津波除(よ)けフェンスを入れておき、津波警報が出たら、自動的にダーッと10メートル、20メートルと上がっていって、津波を除けてしまえばいいでしょう。今後、地震や津波が予想されている地帯では、そのようにインフラを整備していけば、被害は防げます」

ドラッカー霊が1年前に述べた対策をとっていれば、今回の津波による被害ははるかに少なくて済んだに違いない。幸福の科学の霊言の内容を、国の危機管理にも大いに生かしたいところだ。

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