震災で物流に大きなダメージを受けた東北地方だが、その復旧のスピードで各社に差が生じている。

例えば茨城県の場合、真っ先に宅配便のサービスの再開をしたのは佐川急便で、19日には通常通りの集荷・出荷作業を開始した。翌日の20日にサービスを再開したのはヤマト運輸。ゆうパックは、20日の段階では受付を停止したままだ。

佐川急便は17日から順次営業を再開し、20日の段階で、東北5県で「営業店止め」の配達サービスを行なっている(最寄りの営業店で荷物の持ち込みと受け取りができる)。

ヤマト運輸は18日から青森、秋田、山形県の全域で営業所止めサービスを再開。

日本郵政のゆうパックが青森、秋田、山形県の3県でサービスを再開したのは20日と少し出遅れた。

やはり官民では、民の方が復旧スピードは早いようだ。(村)

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