東日本大震災を受けて、米政府が支援の準備を急いでいる。

米国防総省は原子力空母ロナルド・レーガンの派遣を決定し、移動を開始していることが明らかになった。

1995年に起きた阪神・淡路大震災では、当時の政権を担っていた村山富市首相が米政府の空母派遣の申し出を断り、自衛隊の初動も遅れた。結果、死ななくてもよい数千人の死者を出すことになった。

今回はこの同じ過ちを繰り返すことはなさそうだ。空母は海上のどこからでも航空機を発進させることができ、こうした災害時には、海上のプラットホームとして救難活動に大きな役割を果たす。国防上の必要性だけでなく、こうした事態のためにも、今回の地震を機に、地震大国である日本は空母建造をただちに始めるべきではないか。(吉)

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【3月12日分ニュースクリップ一覧】
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