映画『影を売る女』台湾全土公開で舞台挨拶も大盛況 ─ 主演・長谷川奈央に現地大手紙『聯合報』も注目
2026.11.06
SNSが普及し、他人の「成功」や「幸福そうな姿」を見ることが増えた現代で、「私もいつかは、こんなふうになりたい」と淡い夢を抱きつつ、平凡な現実に焦りを感じる毎日。そんなとき、あなたの願いがすべて叶うことになったら?
シンデレラストーリーや一攫千金の誘惑に翻弄される女性の姿を通して、「本当の幸福とは何なのか」という直球の問いを投げかける映画『影を売る女』。
本作は、興行通信社が発表する週末観客動員ランキングで、初登場実写邦画第2位を獲得し、2週連続TOP10入るなど大盛況だが、さらに10月30日からは台湾全土21館でも上映がスタートした。
2会場の舞台挨拶はいずれも超満員
映画『影を売る女』(台湾題:『出賣影子的女人』)の公開当日、台北市のハラシティ(哈拉影城)と新北市の板橋(板橋大遠百威秀影城)の2カ所で、主人公・河合夕子を演じた長谷川奈央が登壇した舞台挨拶が行われ、いずれも会場は超満員となった。
さらに同日付の台湾の大手新聞『聯合報』では、芸能面トップに長谷川のインタビュー記事が掲載されるなど、現地での注目度の高さが窺える。
台湾華語のあいさつに客席から大きな拍手が送られた。
初めて台湾を訪れた長谷川は、「大家好(皆さん、こんにちは)」と現地の言葉であいさつ。さらに「本当にうれしいです」と喜びを伝えると、客席から大きな拍手が送られた。観客と一緒にハートのポーズで記念撮影を行うなど、会場は終始熱気とあたたかい雰囲気に包まれた。
劇中で夕子が水晶をのぞく前と後で、心境にどんな変化があったのかを問われると、長谷川は「夕子は、出世も貯金も彼氏もないと自分で言っていて、"ないもの"ばかりが見えていました」と説明。
水晶の世界から現実に戻った場面については、「影があることが、こんなにも幸せなことなんだと初めて感じた。現実は何も変わっていないけれど、夕子の心が変わりました。それが夕子にとっての本当の幸福なんだと気づけました」と、作品のテーマに込めた思いを語った。
5秒のシーンに7回の撮影! 影を消す苦労
撮影を通しての気づきを語る主演・長谷川奈央。
撮影で最も大変だったことを聞かれると、「今回は影を消さないといけないので、同じ演技を2回、3回と繰り返しました。それが一番大変でしたね」と、影のない主人公を描く撮影の苦労を明かす。司会者から、わずか5秒のシーンのために7回撮影したこともあったと紹介されると、会場からは驚きの声が上がった。
「このメッセージは世界共通」台湾から世界へ
最後に長谷川は「本日は映画『影を売る女』を観ていただき本当にありがとうございました」と感謝を述べ、「日本で作られた映画ですが、人間にとって一番大切なものとは何かというメッセージが込められた映画です。このメッセージは世界共通だと思います。台湾から周りの国、そして世界中に届いてほしい」とコメント。
さらに「目に見える幸福ではなくて、目に見えなくても本当は幸せなんだ、愛されているんだということを台湾の皆さんに知ってもらって、周りの方々にも伝えてもらいたいです」と呼びかけ、国内での大ヒットに続く海外での広がりへの期待を語った。
台湾でも反響の声が続々到着
台湾の観客から、本作への感想も寄せられている。影を売ってしまう主人公に自分を重ねながら、「何気ない日々を大切にし、今ある幸せをしっかりと受け止めることが大事」と、身近な幸せに改めて目を向けたという声が多く寄せられている。
また、謎の多い"黒マントの男"について、「彼という存在は、誰の心にも天使と悪魔がいるということを表しているのかもしれません」と、物語の深い部分まで読み取った観客もいた。
「本当の幸せ」を問う本作のテーマは、国を越えても、身近で深い問いとして受け止められている。
【STORY】
都内の広告代理店に勤める河合夕子は、恋人もいなければ貯金もなく、出世も見込めない平凡な女性。未来が開けていない現実に小さな焦りを感じつつも、お金持ちでイケメンな男性との結婚、いわゆる玉の輿をどこかで夢見ながら日々を送っていた。
もうすぐ28歳を迎えるというある日。夕子は偶然出会った八卦見(はっけみ)(占い師)に、「今夜、最初に会う人にイエスと言うかノーと言うかで、あなたの運命は大きく変わる」と告げられる。その直後、怪しげな黒マントの男が夕子に声をかけた。「あなたの影を売ってくだされば、一年間、自己実現は何でも叶えます」という男の誘いを、夕子は深く考えずに承諾し、自身の影を売ってしまう。影をなくした夕子には不思議な幸運が次々と舞い込んでくる。有頂天になっていく夕子だが……。果たして彼女は本当の幸福をつかむことができるのか──?
『影を売る女』
- 【公開日】
- 2026年10月16日 全国公開中
- 【原作】
- 大川隆法
- 【スタッフ】
- 監督:赤羽博
- 【キャスト】
- 長谷川奈央 青木涼 田中宏明 芦川よしみ 目黒祐樹 田村亮
- 【製作】
- 製作:幸福の科学出版 制作プロダクション:ジャンゴフィルム
- 【配給等】
- 配給:日活 配給協力:東京テアトル
公式サイト https://hs-movies.jp/kagewouruonna/
© 2026 IRH Press
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