石原慎太郎・東京都知事が突然辞職し、国政進出を表明した。しかし既に2カ月前、大川隆法・幸福の科学総裁が石原氏の守護霊を招霊した際に、本人の守護霊がこのことは予告していた。

霊言が収録されたのは、今年8月14日のこと。8月10日に竹島に李明博・韓国大統領が上陸し、中国の漁船が尖閣諸島に向かっていた当日である。その際、石原氏の守護霊(本人の潜在意識)は、政府の対応を批判した上で、国政選挙への進出について「尖閣のことで、国が無様な醜態をさらしたら、それを見て、いよいよ(国民から)『待望論』が出てくるだろうな」と答えている。

さらに、石原氏の守護霊は、国政進出時の最優先事項として「国家主権を立てるためにも、今回、上手に危機を演出して、絶対に憲法改正まで持って行きたい」と発言していた。今回の会見の中でも石原氏は、この国の大きな矛盾として現行の憲法の存在を挙げ、これを廃止して新しい憲法を作ると表明している。

今後注目すべきは、石原氏の国政進出が、今後の政局に与える影響である。「たちあがれ日本」を解党して新党を立ち上げ、橋下徹氏率いる「日本維新の会」などの地域政党と連携することが予想されている。

それに加え、民主党からの離党も相次いでおり、"石原新党"の影響などで、あと9人離党すると民主党は過半数割れとなる(10月26日現在)。そうなると、野田政権はもはや衆院の解散か内閣総辞職をせざるを得なくなる。

このような新しい政局のかき回し要因として、石原氏の動きが注目される。石原氏守護霊は、連携を組む相手についても「断定的には言えないね。七十二通りぐらいの組み合わせはあるかな」と発言していた。この発言からは、政界の大幅な再編を含む"まさかの展開"があり得ることが示唆される。

石原氏は今年80歳になったが、衰えぬ強硬発言で中国や韓国に対抗する。その本人自身が、会見で年齢について質問されて「なんで俺がこんなことをやらなくちゃいけないんだ。若いやつ、しっかりしろよ」と答えている。その先輩の心意気は嬉しいが、未来を担う「若い世代」がもっと立ち上がるべきだろう。(晴)

【関連書籍】

幸福の科学出版ホームページ『守護霊インタビュー 石原慎太郎の本音炸裂』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=798

【参考記事】

2012年9月13日記事 公開霊言抜粋レポート 石原慎太郎都知事が野田政権の竹島・尖閣弱腰外交を糺す

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4721

2012年6月30日付本欄 橋下市長「日本導く自信ある」 維新の会が国政に意欲

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4528