6月2日に封切られた映画「ファイナル・ジャッジメント」大ヒット御礼舞台挨拶が、9日、東京・新宿ミラノで行われ、多くの報道陣が詰めかけた。映画情報サイト「シネマトゥデイ」などが報じている。

舞台挨拶では、主演の三浦孝太のほか、ウマリ・ティラカラトナ、海東健、水澤愛奏、挿入歌「振り向けば愛」を歌うJUN、そして宍戸錠の6人が登壇。会場は1000人を越える超満員となり、立ち見が出るほどの大盛況ぶりだった。

新宿ミラノは高校生の頃から通う映画館という三浦さんは、「本当にたくさんの方に支えられてやってきましたが、このミラノ座で初主演の映画を迎えられ、舞台挨拶でこんなに多くの方々に見ていただけたことに感謝しています」と声を震わせて語り、涙ぐんだ。

映画の中で、日本占領を指揮する絶対的支配者ラオ・ポルト役を演じた宍戸さんは、ユーモラスなパフォーマンスで終始会場を沸かせ、若手俳優の活躍を喜んだ。主演の三浦さんについては、「最後の演説(のシーン)では魂について語っていたが、魂という字は『鬼』に『云う』と書く。文字通り、だんだんと迫力が出てきて良かった。点数をつけるなら85点」と褒めた。

会場からは幾度となく歓声が上がり、舞台挨拶は大変な盛り上がりを見せた。

劇場には外国人の姿も見られ、ヒロインのリン役を演じるウマリさんの故郷、スリランカから2年前に来日した親子連れの三人家族は、映画の感想をこう語った。「とても素晴らしい映画だった。私たちスリランカ人にとって、とてもよく理解できるストーリーだったし、実際に起こりうる話。この映画に、スリランカ人のウマリさんが出演していることはとても誇らしい」

同映画は、公開直後の週末映画ランキング(興行通信社発表)で初登場4位にランクインするほどのヒットを見せている。映画が描くのは、201X年、日本がアジアの大国「オウラン」に占領され、言論の自由や信教の自由が奪われた後の世界。三浦さん演じる主人公の鷲尾正悟は、弾圧される人々をかくまう組織「ROLE」に合流し、地下活動を続けながら国を救う方法を模索する。

映画は全国で公開中。まだ観ていない方は、ぜひ映画館に足を運ぶことをお勧めしたい。(晴)

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シネマトゥデイ 映画『ファイナル・ジャッジメント』は立ち見も続出!主演の三浦孝太、ヒットに感涙!

http://www.cinematoday.jp/page/N0042874

デイリースポーツオンライン 宍戸錠 ダンディー全開で舞台あいさつ

http://www.daily.co.jp/newsflash/2012/06/09/0005122787.shtml

本web内、映画「ファイナル・ジャッジメント」特設サイト

http://www.the-liberty.com/fj/