27日付朝日新聞の一面に、「月面立ち入り禁止区域? 米NASAが計画」のニュースが掲載された。米航空宇宙局(NASA)が、米アポロ計画での着陸地点を「歴史的遺産」として立ち入り禁止する指針を検討しているという。

NASAは、月面着陸地点や月面に残した機器類が近い将来、壊される恐れがあり、「米国の財産」保護のためにとったとしている。これは中国やインド、さらに民間が月面有人探査計画を立てていることに対する措置なのだが、果たしてそれだけだろうか。

具体的禁止内容には、最初のアポロ11号(1969年)と最後となった17号(1972年)の着陸地点は価値が高いとして、それぞれ半径2km以内の上空を飛行禁止。また、月面では着陸時に活動した範囲を含む半径75m(11号)、225m(17号)以内の立ち入りを禁止。さらに、月面においてある機器類について、汚染を避けるために接触を禁止する。そしてその対象として、月探査車、宇宙船の離着陸に使った台座、さらに米国国旗、衣類、食品、はては排泄物までも接触を禁じるとのこと。

これは、NASAがUFOや宇宙人の存在を隠したいための苦肉の策とも考えられる。実際、米国が宇宙人との密約で月面見学に行っているという情報がある。宇宙政治学(エクソポリティクス)の調査によると、「トールホワイト(Tall White)」と呼ばれる宇宙人がアメリカと密約を結んでおり、月面に基地を造る場合は技術供与をするとして、その証拠として、米軍大将クラスをトールホワイトの準光速で飛行する宇宙船で連れていき、自分たちの月面基地を見学させているという。

またNASAが発表した月面写真にはいくつも不可解な映像があり、人工的な構造物や建築物らしきものも見られ、あるいはそれがNASAによってあとで修正されたりしもしている。実は、月は宇宙人が地球に来るにあたって格好の中継地点とされている。大川隆法総裁の宇宙人リーディングによると、月面には少なくとも十数種類の宇宙人が基地を造っている。月の裏側が地球から見えないためにUFOなどの中継基地、補給基地になっているという。月を足がかりにして地球来訪している宇宙人たちも多数いるというわけだ。

その意味で、月は地球に近いが実は非常な不可解に満ちた、怪しい衛星なのである。今回、NASAが立ち入り禁止区域を上空域まで設けたことで、ますますその怪しさ、疑惑が深まったといえよう。なお国連の宇宙条約(1967年発効)は、月を含む宇宙空間で、あらゆる国が平等に自由に活動できる権利を認めている。しかし、細かい規定が定められているわけではなく、個人の土地所有までは禁じていない。だから月の土地を販売する民間会社まで出てきているわけだが、おそらくこうしたことも今後、宇宙人とのトラブルの種になりかねまい。もしトラブルが起きたとき、どうするのか。圧倒的な彼らの宇宙技術の前にどうするのか。とにかく、今は真実の宇宙情報の開示がまず第一である。それがあっての宇宙開国となるだろう。(ア)

【関連書籍】

大川隆法『宇宙人リーディング』(幸福の科学出版)、『宇宙人探索リーディング』(宗教法人幸福の科学)

http://www.irhpress.co.jp/detail/html/H0288.html

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