愛と喜びと癒しと平和のメッセンジャー誕生を描いた映画『Michael マイケル』
2026.06.21
全国公開中
《本記事のポイント》
- マイケルが放った愛と喜びと癒しの光
- 手に入れた栄光と払った代償
- 神から与えられた宿命を抱きしめる
時代や国境を越えて愛され続ける「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソンを描いた伝記映画。音楽の枠を超えて世界に多大な影響を与えたマイケルの半生を、数々の名曲と共に描き出す。
野心家の父ジョセフのもとで厳しいレッスンを受け、兄弟グループ「ジャクソン5」のメンバーとして幼くして成功を収めたマイケル。やがて名プロデューサーのクインシー・ジョーンズと出会った彼は、ソロアーティストとして数々の歴史的名曲を生み出し、瞬く間に時代の寵児となっていく。
しかしその栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感や、強権的な父の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤するひとりの人間の姿があった。
実の甥であるジャファー・ジャクソンがマイケル役を演じ、『グラディエーター』のジョン・ローガンが脚本を手がけた。
愛と喜びと癒しの光
この映画の特徴は、ポップ・スターであるマイケル・ジャクソンを、愛と喜びと平和と癒しのメッセンジャーとして描いている点にある。
マイケルの生涯には、児童虐待の疑惑など、さまざまな誹謗中傷や心ない攻撃が数多くあった。しかし、この映画は、そうしたスキャンダルをあえて切り捨て、真実、世界の恵まれない人々や傷ついた人々に、愛と喜びと平和と癒しの光を送り届けることが、自分の逃れられない運命なのだと確信し、さまざまな困難を乗り越えて立ち上がるまでを感動的に描き切っている。
そして、その割り切りは、マイケルの真実を描く上で、この上もなく正しい選択だったと言える。マイケル・ジャクソンは、"あの世"にある芸術家の世界から生まれてきた、天使的な存在だったからである。
「昔々のその昔、僕は地球に不思議の国を造るために創られたんだ。それが『エル』の神の計画だったのさ。あちらに還っても、まだいっぱい歌ったり、踊ったりしてるよ。
自由になるんだ。君たち人間にはたくさんしがらみがあるから、心を宇宙に解き放って、自由になるんだ!自由は宇宙の心と同じものだよ」(『マイケル・イズ・ヒア! マイケル・ジャクソン 天国からのメッセージ』)
彼の魂からほとばしり出るエネルギーと躍動、そして人の心を震わせ、思わず体を動かしたくなるリズミカルなサウンドとシャウト、生前マイケルそのものと言いたくなるような、甥のジャファー・ジャクソンが忠実に再現した彼のパフォーマンスは、天上の世界からの応援と祝福の賜物でもあったのだ。
栄光と引き換えにマイケルが払った代償
映画では、マイケルがその才能を開花させ、名声を手に入れるのと引き換えに払った重い代償についても描かれている。
幼い頃からの特訓に次ぐ特訓は、彼から子供らしい思い出を奪っていった。そして、溢れるばかりのアイディアを開花させるために、ソロ活動に踏み込んでいく際にも、マネージャーであった父親をクビにし、兄弟とも別れなければならなかった。
たとえ、才能に溢れていても、地上に生きている以上、払うべき代償がある。この「代償の法則」について、大川隆法・幸福の科学総裁は次のように指摘している。
「やはり、『努力という代償を払わずして、何かを達成したり、魂にとって値打ちのあるものを得たりする』ということはありません。
代償の法則は『縁起の理法』と呼んでもよいのですが、『得られるもの』と『払った代価』は、きちんと釣り合うようになっていて、最終的に帳尻は必ず合うことになっているのです」(『生命の法』)
さまざまな衝突や不慮の事故に押しつぶされそうになりながら、そこに、自らの逃れられない運命を感じ取っていくマイケル。その無垢で透明な心の在り方には、魂を揺さぶられずにはいられない。
神から与えられた宿命を抱きしめる
ただ、ひたすらに世界の人々を愛することに喜びを見出したマイケルは、その後、ワールド・ツアー準備中に51歳でこの世を去った。そして死から一年後、大川総裁によってマイケルの霊言が収録されている。
その中でマイケルは、どうすれば人から愛される魅力的な人になれるかという質問に対して次のように答えている。
「おもしろくあること、そして、人々を、もっともっと幸せにしたいっていう願いを持つのさ。
それは、一人ひとりの人間の性質に、もとから備わっている、ある種の宿命なんだ。人間には、宿命がある。僕の宿命は、アミューズメントをつくることなんだ」(『マイケル・イズ・ヒア! マイケル・ジャクソン 天国からのメッセージ』)
神から創られた存在としての人間が宿している、逃れられない運命に忠実に従い、世界の人々に愛と喜びと平和と癒しを与えることに全てを捧げ尽くしたマイケル。その天使的な生涯を描いたこの作品は、使命を見出し、そのために生きるということの素晴らしさを改めて教えてくれる。
『Michael マイケル』
- 【公開日】
- 全国公開中
- 【スタッフ】
- 監督:アントワン・フークア
- 【キャスト】
- 出演:ジャファー・ジャクソンほか
- 【配給等】
- 配給:キノフィルムズ
- 【その他】
- 2026年製作 | 127分 | アメリカ
公式サイト https://michael-movie.jp/
【関連書籍】
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