実はトランプ大統領が訪中で見せた強烈な圧力【澁谷司──中国包囲網の現在地】

2026.05.25

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

トランプ大統領の専用機が5月13日午後、北京に着陸した。中国側は韓正(かん・せい)国家副主席を派遣して大統領を出迎えた(*1)。これは異例の対応である。

2017年11月のトランプ氏の訪中の際には、政治局委員だった楊潔篪(よう・けつち)が出迎えたが、今回は格上げされている。北京は、米中関係が重要な岐路に差し掛かっているため、トランプ氏を厚遇したように思える。

またトランプ氏の前回の訪中時にはメラニア夫人が同行したが、今回は同行しなかった。「ファーストレディ外交」のない今回の訪中は、最初から必ずしも友好的ではなかったことを示していると言える。

一方、トランプ氏は今回、ルビオ国務長官、ヘグセス国防長官、グリア通商代表ら主だった閣僚を引き連れて来た。その様相はまさに「戦時内閣」さながらだった。

(*1)2026年5月13日付万維ビデオ

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 中国包囲網の現在地  トランプ  工作員  澁谷司  黎智英  半導体  台湾  AI戦争  訪中 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら