釈量子の宗教立国を目指して [第1回] ─ 共産党宣言を永遠に葬り去る『幸福実現党宣言』(前編)
2026.02.27
2026年4月号記事
釈量子の宗教立国を目指して
──大川隆法総裁の政治思想を学ぶ
幸福実現党 党首
釈 量子
(しゃく・りょうこ) 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から現職。
釈量子のブログはこちらでご覧になれます。
https://shaku-ryoko.net/
第1回
共産党宣言を永遠に葬り去る『幸福実現党宣言』(前編)
日頃より幸福実現党を御支援くださっている皆様に、心より感謝申し上げます。今回より、幸福実現党の創立者である大川隆法総裁の政治思想を、その経典などから紹介していきたいと思います。
というのも今、全地球規模で激動の時代に突入し、これまで価値があるとされてきたものが、地滑り的に崩壊しています。疫病、洪水、大規模な火災、地震、噴火、戦争──「繁栄してきた」と思ってきた政治も経済も、「正しさ」を失っており、「『もう一回、やり直せ』と言われているような感じには見えます」と大川総裁は語っています(*1)。
日本も、バラマキに象徴される「哲学なき政治」が限界を迎え「大きな"膿出し"」が始まったと見るべきです(*2)。
滅びゆくもののなかで、人々は「ほんとうに大切なものは何か」と探し始めるでしょう。「全宇宙的、全世界的仏法真理」を原点とする大川総裁の政治思想が、今ほど求められる時代はありません。
(*1)『自分を鍛える道』
(*2)『ウィズ・セイビア 救世主とともに』
幸福実現党宣言の歴史的意味
第一回目は、幸福実現党の原点である『幸福実現党宣言』を紹介したいと思います。
第1章に所収された「幸福実現党宣言」は、大川総裁から「幸福実現党」を旗揚げするとの内示が出された翌日(2009年4月30日)に説かれました。幸福の科学の基本教義に「地上ユートピアの建設」という目的が明確に入っていたことから、政治参画は当初から予定されており、「その時期を待っていた」という心の内が明かされています。「総裁が長年、心に期されていた政治への思いがついに具体化した」という高揚感が、説法会場を覆ったのを覚えています。
「幸福実現党宣言」の歴史的意義について大川総裁はこう説かれています。
「一八四八年にマルクスが出した『共産党宣言』の向こうを張ったつもりです。『共産党宣言』のために、そのあと人類は百五十年以上も苦しんだのです。結局、唯物論国家をつくる文明実験をされてしまったので、こちらは、『幸福実現党宣言』において、その正反対のものを目指したいのです」
マルクスが「宗教はアヘンである」と断じ、共産主義に赤く染まった政治指導者たちは、神を畏れることなく、政権を握れば必ず一党独裁体制を取り、反対者を億単位で粛清してきました。この「文明実験」は人類に、「思想の誤り」がどれほど恐ろしい結果をもたらすのかを教えています。
アジアでは、未だにマルクス思想を国是に掲げる北朝鮮と、14億人を擁する中国があります。特に中華思想と一体化した全体主義国家・中国の覇権は、南米やアフリカ、北極海や宇宙に及んでいます。
日本でも、共産主義は「新福祉主義」などに形を変えて根深く入り込んでいます。唯物論に染まった政治家は、人間の魂にとって「何が本当の幸福」であり、「何が善」であるかが分からず、選挙権を持った国民も、心で思うことが現実の政治を作っていると考えることはまずありません。
マルクス主義を永遠に葬り去りたい
現実の政治のさまざまな問題も、思想の「善・悪」によって、死後の「天国・地獄」に繋がっています。大川総裁が霊的世界を知り尽くし、マルクスが「無間地獄」に堕ちていることを見抜くことができる宗教家であるがゆえに、「『幸福実現党宣言』において、マルクスの『共産党宣言』を永遠に葬り去りたい」という言葉は潜在意識に重く響きます。今後も現実と霊的世界の双方を揺さぶり続けるのではないかと思います。
「反共」を掲げるのは右翼も一緒です。しかし、「敵の敵は味方」といった考えで、一時的に政治を動かすことはできても、新しい時代は生まれません。『幸福実現党宣言』は、マルクスの「全世界の労働者よ、団結せよ」を向こうに張った「神仏の存在を認め、正しい仏法真理を信じる人々の力を結集」するという、壮大なビジョンを示しているのです。
幸福実現党の創始者という立場を超えた、世界教師としての発言であることがよく分かるのではないでしょうか。
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
マルクスの毒水が、今も世界の独裁国家に流れている。
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