編集長からの手紙「王様は裸だ!」 - 幸福の科学出版 ザ・リバティ(The Liberty)

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編集長からの手紙


王様は裸だ!

 いつも御愛読賜り、まことにありがとうございます。2010年最初の発行となる3月号をお届けいたします。
 年初から民主党政権が世間を騒がせています。この小文が皆様のお手元に届くころには事件はどのような展開を見せているか予断を許しませんが、「政治とカネ」の問題で自民党を批判し続けて政権をとった民主党において、党代表と幹事長が同時に検察から追及されるという事態は皮肉というか前代未聞。自民党政権においても、かつてなかった事態です。
 その疑惑の核心部分については最新号をお読みいただきたいと思います。ここで書きたいのは、どうやら民主党政権の正体が見えてきたということです。民主党は小沢氏の「政治優位」という考え方のもと、官僚を仮想敵にして国会改革なるものを行うとしてきました。しかして、その実態やいかに?今回の小沢氏の疑惑に関して民主党議員はおろか閣僚まで検察批判、マスコミ批判を繰り返す始末です。ごく一部の議員を除いて、与党議員・閣僚らは小沢幹事長を守ることしか考えていない。これは議院内閣制としては極めて異様な光景です。つまり、小沢氏の言っていた「政治優位」とは、政党が政府の上に君臨する体制のことであり、その政党の最高実力者こそは首相を超えて日本で一番偉い人になるわけです。この政治体制は本誌を愛読してくださっている皆様であればよくご存知のことと思います。そう、中国と同じなのです。
 中国は政府の上に共産党が乗っかる形になっています。だから「共産党独裁体制」と言われるのであり、共産党書記長は首相より上位にきます。そしてその書記長が国家主席を兼ねるパターンが多い。これを今の日本にあてはめれば、まさに最高実力者「小沢主席」の一大事ということで政府と与党を挙げての大騒ぎというわけです。
 日本は「政治優位」の美名の下、民主党政権発足後わずか五ヶ月で中国型国家に変わってしまっているという事実は、もっと多くの国民に知られなければなりません。だれかが「王様は裸だ!」と叫ばねばならず、それこそは本誌の使命だと思います。

『ザ・リバティ』編集長 里村英一

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