編集長からの手紙「呂律が回らない」 - 幸福の科学出版 ザ・リバティ(The Liberty)

トップページ > 編集長からの手紙「呂律が回らない」

編集長からの手紙


呂律が回らない

 いつもご愛読賜り、誠にありがとうございます。最新号をお届けします。
 昨年10-12月期のGDPの成長率が年率換算でマイナス12%という発表には驚かされましたが、なんといっても衝撃的だったのは、「中川財務大臣辞任」のニュースでした。
 確かにイタリアで開かれたG7後の記者会見の模様は、まさに我が目を疑うようなものでした。座った目、回らない呂律、そして居眠り。あの様子を見て、「自分も酔うとあんな感じなのか」と情けない思いにかられた同輩も多いのではないでしょうか。お酒によるものか薬によるものか、原因は定かではありません。時差ぼけも許されない強行軍で体調も万全ではなかったでしょう。ただ、財務大臣たる者が日本の信用を失墜させたのは事実ですから、やはり謗りは免れません。
 それにしても、同行していた日銀の白川総裁らは、なぜあんな状態で記者会見をさせたのでしょうか。国際的な桧舞台であるからこそ、体調不良を理由に表に出させてはいけなかったと思います。それをどうして、と考えると、誰かがわざと醜態を曝させたのでは、という妄想も出てくるのです。ここからは妄言の類と思って読んでいただきたいのですが、今回イタリアで中川氏はIMFへの10兆円融資に関して正式に調印しました。
世界的な経済危機のなかで資本不足に悩むIMFにとって、これは大きな支援になると同時に、日本が珍しく国際金融の分野でリーダーシップを振るった行動となりました。実際、日本のマスコミと違ってヨーロッパではこの日本の決定が大きく報道されたそうです。
 もしかしたら、これを面白くないと思う国や、あるいは財務相の失脚を目論む勢力があったのではないか!?ということで、某国が仕組んだとか、某勢力が図ったとかの噂も出ています。
 ただ、そうは言っても中川氏の自己責任は免れません。これは他人事ではありません。歓送迎会など何かと酒席の多い季節。お互いに振る舞いにはくれぐれも気をつけたいものです。今月も味読いただければ幸いです。

『ザ・リバティ』編集長 里村英一

<< 前月の手紙を読む 次月の手紙を読む >>