編集長からの手紙「暗黒思想に負けるな!」 - 幸福の科学出版 ザ・リバティ(The Liberty)

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編集長からの手紙


暗黒思想に負けるな!

 いつもご愛読賜り、ありがとうございます。最新号をお届けさせていただきます。
 多事多端な毎日が続いています。世界的な金融危機という大問題に加え、わが国の政治がどうなるか、侃侃諤諤(かんかんがくがく)の状態。政治(総選挙)においては、ついに本格的な政権交代が起きるかどうかというテーマがあり、金融危機に関しては「大恐慌」が再び来るかどうかというテーマがあります。いずれのテーマも、私たちのビジネスと人生に直結する問題であり、それだけに真剣に考えねばなりません。
 そんななかで、相変わらずの光景がマスコミ上で見受けられます。ひとつは政治に関して、「だれがやっても同じ」という意見をマスコミが取り上げること。もうひとつは「大恐慌が来る」と、暗黒思想のようにやたらと怖がらせる論調が多く見られることです。
 まず、政治に関してですが、確かに冷戦構造のもと、日本経済が絶好調で、人口も右肩上がりで増加していたころは、誰がやっても同じという面はありました。しかし、いまや世界政治の多様化、流動化が進み、日本の人口もマイナスに転じています。企業でいえば不況期にあたっており、どんな人が国家経営を担うかで明暗が分かれます。
 また、金融危機に関しては、万が一のときの備えをすることは大切でしょう。しかし、恐怖ばかりを煽れば先行きに不安をもった国民の財布のヒモが固くなるのは火を見るより明らかです。個々の人の「備え」という判断は賢明ですが、みんながそう判断することで景気後退が深まる「合成の誤謬(ごびゅう)」が働くわけです。ですからマスコミは、事態の深刻さを伝えるとともに、どんな手を打つべきかという打開策も提言しなければなりません。にもかかわらず、わが国のマスコミにおいては、余りにも無責任な言説が跋扈(ばっこ)しすぎていないでしょうか。
 最新号では政治も経済も、本誌としての意見を明確にさせました。味読いただき、皆様の判断材料の一つにしていただけましたなら幸いです。

『ザ・リバティ』編集長 里村英一

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