草食男子
とにかく驚いた。ツヨシくんの泥酔狼藉事件。
この段階ではあまり情報が入ってないので、私もよくは分かりません。
ただ、赤坂で飲みすぎたということだけは確かなようです。
草なぎさんが発見と言うかつかまった檜町公園。現在はミッドタウンに隣接していますが、私もよく知っていますよここは。某テレビ局関係の宣伝の仕事をしていたとき、ここは局からも近いのでよく撮影に使っていました。
赤坂でしこたま飲んで歩いてくると、ちょうど休みたくなるという絶妙な位置にあるんですね、この公園は。周囲にはタレント事務所や芸能人・著名人が住んでいる邸宅・マンションも多く、さりとて都心の一角で、なんというか都市の孤独を感じる何とも不思議な雰囲気のある場所なんです。
しかも今はミッドタウンの高層ビルができて、谷に当たるこの公園は、そう都心部のデスバレー、と言ったら言い過ぎでしょうか。何度も言いますが、不思議な波動が流れているんです。
ここで、草なぎさんは服をお脱ぎになったか......。もちろん罪を犯したことは事実のようですし、それだけ酔ってしまったという自己責任のところは批判が免れません。
ただ、同じとは言わないまでも近い酔態を演じた記憶をお持ちの方も多いのではという気がします。決して擁護する訳ではありませんよ。でも、疲れ果てたアイドルが深夜の都心部の谷間で、意識もうろうとなって「素の自分」=裸の自分に戻り雄たけびをあげたくなった、という構図はそれこそすこぶるドラマチックではあるような気もします。
「そういうことをするようなタイプではない」という思い込みほど、全く根拠のないものはありません。ちょうど竹村健一氏と佐藤優氏の対談本『国家と人生』(太陽企画出版)を読んでいたら、佐藤氏がエソロジー(動物行動学)を持ち出して、こんなことを言っていました。
「激しい職業の代名詞である政治家や評論家は肉食獣で普通のサラリーマンや官僚は草食獣です。普段はおとなしくても、何かのきっかけでタガが外れると、自分を見失ってしまう。」(109p)
どういうことかと言うと、肉食獣は日常的に闘争をするので戦いの「歩留まり」を知っているが、あまり戦わない草食獣はそうした歯止めがかかりにくいんだそうです。
代表的な生き物が「鳩」。
平和のシンボルでもあるんですが、とても残酷な生き物なんだそうです。
ところで今、「草食系男子」がもてはやされていまして、この3月、草なぎさんはある結婚紹介サービスの調査で「草食男子でイメージするタレント第一位」に選ばれていました。まさに「何かのきっかけでタガが外れ」てしまったのでしょうか。
いずれにしても、お酒は気をつけなければなりません。ただ、即日に家宅捜索が行われたそうですが、(いろんな疑いはあったんでしょうが)ちょっと行き過ぎのような感じもしますが、みなさん、いかが思われますか?
春の北京
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。
3月末から4月初めにかけて、またまた北京に行ってきました。
今回は、この2月に大川隆法・幸福の科学総裁のベストセラー『勇気の法』が中国で発刊されたのですが、中国側の版元が政府系の二つの教育機関に大々的に『勇気的力量』(中国でのタイトルです。力量はチカラと読みます)を献本贈呈することになったのです。
その献本贈呈式と記者会見のために急遽北京に飛んだというわけです。
春の北京は初めてです。真冬と真夏が多くて、どんな気候なのか全然想像がつきませんでした。
ただ、この時期、中国大陸から飛んでくる黄砂のことを考えると、「さぞかし霞んでるな。マスクやサングラスがいるかな」とは思っていました。
ところがお昼に北京空港に着いてビックリ。遠くの山並みが見えるではありませんか。
北京の中心部に行っても、なんと山がみえるんですね。
これは珍しい。
去年の夏に北京に行ったときに珍しく夕立があって、一度だけこのように大気が澄んで天安門広場からはるか遠くの山が見えたことがありました。そのときは北京の人も「ええっ!?」と驚いていたことは、確かこのブログでも書きました。
今回、その山を再び見ることができたのです。聞けば前日に久しぶりに雨が降ったとか。
口の中が砂だらけになるんではないかと思っていただけに、これはラッキーと嬉しくなりました。
気温は東京より少し寒いくらいでしたが、コートの必要もないくらい。正直言って、なかなか快適でしたよ。北京への旅行は春か秋がやっぱりいいようです。
贈呈式&記者会見が行われたのは、中国がまだ清という国だったころの、皇帝のお兄さんの住居だという由緒あるところ。現在はレストランになっています。
50人くらいのマスコミが集まり、二つの教育機関の代表の方も来て贈呈式は和やかに行われました。
特に印象深かったのが記者会見。中国人記者が中国側の版元の編集長に、「なぜ日本の大川先生の本を中国で出版するのですか」という質問が飛んだときのことです。編集長はこんな風に答えました。
「中国はどんどん豊かになってきましたが、精神修養においては、まだ先進国と呼べる段階ではありません。だから日本の精神文化に学び、中国の多くの若者がこの大川先生の『勇気的力量』を読むことは、とても大切だと思います」
私はこのとき、壇上に座っていたのですが、「ほほー」と感心しました。
もちろん中国ではまだまだ言論の自由も信教の自由も、その保障は不十分な状態ではあります。ただ、それでも記者会見という公の場でこのように自国批判や精神性の大切さが語られるようになっているのは事実なんですね。
まだ若くて佳人の中国人女性編集長の話を聞いて、この国の未来に期待を抱きました。
ん? 少し中国に甘過ぎる? もちろん苦言もあります。
北京行きの飛行機に乗ったときのことです。この便は中華国際航空と日本の航空会社の共同運航便でしたが、機内で上映された映画がなんと日中戦争を舞台にしたもの。いやな予感がしましたが、あにはからんや中国人に悪行の限りを尽くす日本兵が出てきたではありませんか。そして、その悪役日本人たちが中国人主人公を殺しちゃんです......。
オイオイ、いいのか、こんな映画を成田-北京便でかけちゃって!?
まあ機体そのものは中華国際航空ですから致し方ありませんし、何をかけようが中国の勝手かもしれません。ただ、血の気の多い人がもし搭乗していたら何が起きたか分かりません。
日本の航空会社も共同運航というのだったら、その辺りの機内エンタメにも気配りしてほしいと思いました。



