かばやきの香り
「土用の日」の24日、出張で名古屋に行ってきました。
あつい。暑過ぎる。
名古屋は最高気温36度が4日も続いている猛暑の中にありました。
それだけに「うなぎ」の字が目にまぶしく映ります。
「うなぎで精をつけたい......」
そう、名古屋のうなぎと言えば「ひつまぶし」。
一杯目は普通に蒲焼でご飯をいただき、
二杯目からは出し汁を注いで「ハフハフ」とかっこむ。まさに至福のひととき。
想像しただけで、パブロフの犬の如くよだれダラダラ状態に陥りました。
そこでふと思い出したのが、
先月、長野県の諏訪市を訪れたときにいただいた絶品のうな重です。
諏訪湖のほとりといっていい場所にその店はあります。
「うなぎ小林」さんというお店。
待つことしばし、特大のどんぶりででてきた蒲焼に
目がテンになりました。

http://www.geocities.jp/unagi_kobayasi/
(「うなぎ小林」ホームページ)
「いただきます」と言い終わるや否や蒲焼に取り組んだ私は、
その国産うなぎのあまりのやわからさ、
脂の上品なのり方に仰天してしまいました。
うまいなんてものじゃありません。もう舌は完全に天国状態です。
聞けば、浜松湖から川沿いに諏訪湖までうなぎが
上がってくるんだそうで、この川上りで鍛えられて
うなぎは絶妙な味になるんだとか。
お店の方の素朴であたたかいホスピタリティーと共に
「うなぎの蒲焼」に癒されました。
ところで名古屋ではうなぎはいただけませんでしたが(涙)、
仕事を終えた深夜、地元の
方に名古屋でいま評判の最新スポットをご紹介いただき、
連なる飲食店の中のある店で
これまた絶品のお好み焼きと牛の味噌煮込みを頂戴しました。
その場所と店名は......秘密です。
上海のおばさんは地上最強だと思う
取材で上海に行ってきました。 上海空港から市街までの30キロの道のりを、時速430キロのリニアモーターカーですっ飛ばしました(って、私が運転したわけではありませんが)。 正直、心配していたんです。 時刻どおりに走るのか。 車内の状況に耐えられるのか。 そもそも軌道から飛び出してしまうんではないかとか。 全然心配ありませんでした。超カイテキでした。すごいぞ、中国。 リニアモーターカーを降りて地下鉄で中心部に移動しましたが、これもまたカイテキ。 案内表示は分かりやすいし、切符は自販機で簡単に買えるし。 すごいじゃないか、中国。
でも、すごいものを見てしまいました。車内でつり革につかまってペチャクチャしゃべっていた学生とおぼしき男女がいたんです。すると前に座っていたパーマ頭のおばさんが突然「○×☆!」と叫んだのです。言葉は分からなくても剣幕だけは分かりました。ピタッと学生風男女の会話は終わりました。
別の駅からどっと人が乗ってきました。ヤングビジネスマンという風体の男性が座席に座ろうとした瞬間、その背広の襟をむんずとつかんだ人がいました。メガネをかけたロン毛のおばさんでした。おばさんは決然として「○×☆!」と言いました。すると男性はスゴスゴと席をおばさんに譲ったのです。
経緯からして私は、当然二人は知りあいだろうと思いました。
だって見ず知らずの人の背広をつかんで席を譲らせるなんか、絶対に日本ではできるものではありませんから。
「世界最強」と言われる大阪のご婦人でもそこまではしない。
そうだ、夫婦に違いない。
夫が疲れてたんでついつい妻より先に座ろうとした。そしたら妻が「あなた! 疲れてんのはアタシの方よ!」と怒ったに違いありません。
そうか、儒教の国・中国でもカカア天下が一般化してるんだなあと、微笑ましい光景に私が顔をほころばせていると、席を奪われたビジネスマンは静かに車両の向こうに歩き去っていきました。一言も発せず。
夫婦じゃないんだー。知り合いでもないんだー。赤の他人だったんだー。(たんだー)
このとき、私は上海のおばさんこそは「世界最強」であると悟りました。
と同時に、この光景にちっとも動揺していない周囲の中国人を見て、中国パワーを納得しました。
とれるものはとる。座席はおろか、エネルギーだって、食糧だって、領土だってなんだって。そんな人が13億人もいる。
中国の動向、絶対に目を離すわけにはいきません。
ブログ スタート
ええ、いつも「ザ・リバティ」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。で、「編集長ブログ」までお付合いいただき、重ねがさねありがとうございます。
と、ここで「クローズ」をクリックしようとしている方。
懸命な判断だと思います。
えっ、まだ読み進もうとしている方もいらっしゃる?
なんと奇特な方がいらっしゃるんでしょう......。
では恥を忍んで書かせていただきましょう。
黒子に徹しなければならないはずの編集長という人種が、近頃いろんなメディアに顔を出すようになってます。
かく申す私もいろんな会合に顔を出し、ウェブ番組で顔を曝しております。その上、ブログまで書かせていただこうとはバチが当たるんではないでしょうか。
......でも......でも、
書きます。
取材で思ったこと、人に会って感動したこと、うまいものを食って卒倒したことなどなど、記事に書けない(書かない)よしなしごとを書き綴ってまいります。
とても憤って書くこともあります。
泣きながら書くこともあるでしょう。
もう恥も外聞もありません。羞恥心は捨てました。
すべてさらけ出してまいります。それが私の「業」ですから。題して「一筆入魂」。ペン(まあ現在はキーボードですが)に魂を込めて書いていこうという気持ちからつけたタイトルです。
とうとう「クローズ」させずにここまでお付合いいただいたみなさま。これからよろしくお願いいたします。



