幸福の科学出版株式会社は11日、福島県いわき市役所にて鈴木英司副市長を表敬訪問し、東日本大震災復興義援金の寄付(1千万円)を行い、同社の本地川瑞祥社長が目録を手渡した。

贈呈式には、幸福の科学の内海浩唯南東北本部長、秋元伸江いわき支部長らが出席。式の様子を地元紙の福島民報が伝えた。

式では本地川社長が「いわき市内で3ヵ月間に渡って映画『ファイナル・ジャッジメント』(同社作品)の撮影をさせていただきました。特に渋谷のスクランブル交差点のシーンのため大型セットを設営しました。ご協力誠にありがとうございました。いわき市の皆様への感謝を込めて、映画の収益の一部を復興支援のために寄付させていただきます。被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます」との言葉を贈った。

鈴木副市長はそれを受け、「昨年の震災からもう1年3ヵ月、本当に全国の皆さんから温かいご支援をいただいて、復旧復興に向けて、1歩、2歩、3歩くらいのところに来ているという気がしています。しかし、まだまだ道のりは遠い。そうした時に、今回、この映画の撮影記念ということで、多大なる義援金を頂戴したことは本当にありがたいことですし、いわきの復興の街づくりに活用していきたいと思います」と答えた。

いわき市での映画のロケは設営を含め、2011年10月から2012年1月にかけていわき市の勿来などで行われた。いわき市は現在も義援金を募っている。

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2012年7月号記事 特集「ファイナル・ジャッジメント」が描く日本の危機

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